【FEエンゲージ】邪悪復活【プレイ日記27】
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どうも五目です。今週は先週の続きです!(戦闘パートが終わったところ)
今回も怒涛の展開だったので冒頭に書かせて頂きます。
投稿遅れました!! そして来週もこんな感じに怒涛の展開だった場合は来週の投稿が保証できません!! ごめん!! でも見てくれてありがとう!!
追い詰めたハイアシンスに剣を片手に詰め寄るディアマンド。
いくらハイアシンスが優しい人だったとか過去のことを言われようとも、今のハイアシンスは外道に堕ちています。復讐の繰り返しは不毛だけど、これを止めることもできないし止めたくもないですからね……。ディアマンドたちからすれば父を殺されただけでなく、その死体さえも弄びましたから……。
しかし殺す間際に例のフードが割って入って、儀式の成功を告げます。
……リトスでルミエル様を殺したあのフード。因縁の相手です。
そして現れる全ての元凶、邪竜ソンブル。プロローグで見た邪悪な風貌そのままです。
もう完全に復活をした……と思いきや、ソンブルは未だ力がまだ足りないと言います。それを聞いたハイアシンスはリュールらを贄にと進言しますが……。
「貴様、何を勘違いしている。」
「我が求めるのは王の血だ。わかるな?」
あっ……。
そして私と同様、それを察したハイアシンスは怯えて逃げようとするも竜の姿へと成ったソンブルに捕まり、有無を言わさず食われます。
死を目前に恐れ、あまつさえ逃げようとしたハイアシンス。一方、その時に父からの命に従ったアイビー。
……ハイアシンスの目的はなんだったんでしょうね。逆に言えば洗脳のようなことはされていないわけです。ただただ邪竜を利用しようとした……とかでしょうか。イルシオンに危機が迫っていた、みたいに己が命を賭してまで為そうとしたことでもないようですし、一体なぜそんなことをしたんでしょうね……。
そういえば邪竜の姿は神竜族と同じ一般的なワイバーン系みたいですが、頭の形がかなりコブラ系の蛇ですね……。邪竜だから蛇(じゃ)ってコト!?
劈くようなオルテンシアの悲鳴、そして王の最期を嗤うフードの子。
「くふ、はははっ…! 見ましたか、あの顔! 裏切られたときの表情、傑作でしたね!」
「あんた…何言ってんの……なに笑ってんのよ!! 馬鹿じゃないの!?」
オルテンシアに払われたフードの中から見えた顔は見覚えのある顔。リュールたちがこの教会にたどり着く前にも出会ったあの少女。
フードの正体はあのヴェイル。
つまりリトスの指輪を奪いに来たのも、リュールの母であるルミエルを殺したのも彼女という訳です……。
あまりの雰囲気の変わりようにリュールも人違いを疑いますが、以前ユナカと出会った廃村でリュールがヴェイルの足に巻いた包帯を見つけます。
「自己紹介がまだでしたね。私はソンブルの娘にして邪竜族の第一王女…」
「『ヴェイル』と申します。以後、お見知りおきを。」
邪竜の娘……。彼女が邪竜サイドにおけるリュールの立ち位置なわけですね……。さすがにそうかもしれないと思っていましたが……。村を襲う異形兵に一人で戦っていたりと邪竜側の兵と敵対している場面があったんで、もしかしたら……と願ってましたが駄目みたいです……。
強いて言うなら目の色が物理的に変わっているのが怪しいところです。元々ヴェイルちゃんは紫色の目をしていたんですが、今は真っ赤な目をしています。
赤い目……。ふと思い出したんですが、ブロディアの国境付近でモリオン王とハイアシンス王の戦いでハイアシンスが赤い紋章士の指輪を着けた際にも目が赤く光っているんですよね……。なんなら異形兵モリオンも目元が真っ赤に光っていたりと、邪竜の力の影響で色々赤くなるのがデフォなんでしょうか……?
そんなヴェイルにリュールは声を掛けますが、ヴェイル自身はリュールのことを覚えておらず、至って当然のように敵対します。嘘ではなく、全く知らないかのように。
さらに大教会の入り口から四人が歩いてきます。その中にフィレネ王城で出会った女の姿もありました。
つまりこの四人がオルテンシアの言っていたヴェイルの世話係というわけです。
左からグリ、セピア、マロン、モーヴ。四人まとめて『四狗』と呼ばれる邪竜の僕……。
家族のようなものと言っていますが、グリ曰くセピアが魔竜族であるのに対して残る三人は人間であり、血の繋がりはないそうです。
……しれっと第三の竜族出てきたな? あとどこかで竜族には名前の最後に「ル」が付いてる*1って話をした気がするんですけど説立証ならずでした。それっぽいのに……。
ちなみに四狗は名前がフランス語の色関係の名前ですね。中高生頃に得た知識がそう言ってます。役に立つ負の遺産。
前は邪竜ソンブルとヴェイル、後ろには四狗。
囲まれてしまったリュール達ですが、諦めることなくエンゲージでこの場を切り抜けようとします。
しかし、リュールの指に紋章士の指輪はなく、セピアらと話している間にヴェイルに奪われてしまいます。
あまりのガバ。なんならマルス達も気づいていませんね? 普段指輪磨きであんなに良い声で喜ぶのに!!
……そして、その指輪をソンブルが手にした時、ソンブルが聞き覚えのあるフレーズを口にします。
…『
そして頭を抱えて苦しみだす紋章士マルス。
次々に奪った指輪の紋章士の呪文を唱える邪竜ソンブル。そしてかつてブロディアの大橋で会ったルキナと同じ赤い姿に……。
……紋章士の指輪、奪われてしまいました。それにあの呪文……。色々繋がったんじゃないですか……?
神竜王ルミエルは紋章士の指輪を祈るようにして顕現させたのに対し、紋章士を呪文で顕現させる邪竜ソンブルとリュール。
そして邪竜であるヴェイルが探していたきょうだい……。回想で見た今の紋章士のように赤いリュール。
これで無関係は無理でしょう……。とはいえ、邪竜の顕現させた紋章士が元々の気質を失っていたりと違いはありますけど……。
思い返せばルミエルは眠っているリュールに力を分け続けていたせいで力を失っていました。邪竜の力は赤。一方神竜の力は青。もし回想での赤リュールが本来のリュールの姿だったとしたなら、長い時神竜の力を浴び続けたリュールが二つの色が混ざり合っている状態になっているのが何を示しているのかもはっきりしてきたかもしれません……。
あとシレッと時水晶が奪われました。そういえば最初のリトス襲撃時にヴェイルが落としたモノでしたからね……。落とし物を勝手に使ってただけなんだよ我が軍。さっきも使わせてもらいました。
紋章士の指輪は全て奪われ、敵の主力もおおよそ集まっている。なんなら推定ラスボスがすでにいるあまりに劣勢な状況。
ヴァンドレの言う通り今は逃げることしかできません。圧倒的な力を持つ紋章士の指輪に邪竜。一方こちらはただの人とリュールがいるだけ。おまけに敵には時水晶まであり、戦力差的にも仕方がありません。
なんとか大教会から逃げ出したリュールたち。四狗がいたのにどう逃げたのかは漫画を待とう……。
しかしすぐあとを追ってくるヴェイル。異形兵に加えてなんか大きくてこわいやつが沢山います。
指輪を何とかして取り返したいリュールですが、この戦力差には退くことしかできません。紋章士の力を失ったリュールには警戒することもないとばかりに攻め込んでくるヴェイル軍。
つまりこの戦いは……
撤退戦です!!
しかも連戦。メンバーの切り替えができないのでアーマーのジェーデちゃんが怪しいです。
ちなみに指輪は全部奪われましたが腕輪は無事でした。なぜ?
ヴ「これは……指輪じゃないですね……」ポイ って感じだったら融通の効かなさがウケる
なんか下のモブがロイの指輪持ってるんだが!?
モブが!? しかもスキルの超越が発動してレベルが上がってるんですけど!?
それにヴェイルの周りにいたあのでかいのは異形竜というらしく、射程4の防御無視攻撃も持ってます。チキちゃんの試練で見たな……。
当然高火力高耐久。竜の名は伊達じゃないようですね……。リュールたちのすぐ北にいるので急いで逃げましょう。
まずはロイの指輪を持った異形兵を倒します。シトリニカちゃんの必殺が発動しますが、相手のHPが1残りました。
ええ、指輪の効果でありましたね……。発動させたことはありませんでしたが、一定以上のHPがあった場合、その戦闘では倒れない「踏ん張り」のスキルです……。
リュールでトドメを刺しに行きましたが、ロイは反応を示さず無表情で黙ったまま。
しかも倒した異形兵の指輪は即座にヴェイルに回収される徹底ぶり……。これで取り返せるかも、という甘い話はありませんでした……。
とりあえず南へと進むリュールたちでしたが、一つ考えが甘かったことに気づきます。
ワープライナです。
突然の10マスワープからの高火力!! 完全に意外からの一撃でした……。
どうやら敵のモブ異形兵もエンゲージスキルを使いこなし、エンゲージ技まで使うという驚異的な行動をしてくるようです。
しかも倒したら終わりではなく、また他の異形兵に指輪が渡されるという凶悪っぷり。加えてそいつらにてこずると北から異形兵や異形竜が降りてきます。
あまり別行動はしたくありませんが、隠密のユナカちゃんならば回避盾として働けるので少しだけ時間を稼いでもらうことにします。本当は回避がもっと上がるナイフも持っているんですが、倒さないといけない敵がいたのでこのターンは攻撃用のナイフで耐えてもらいます……。
それにしても異形兵が強いです。紋章士の指輪を着けたヤツは特に強く、リーフの指輪を着けた異形兵は急所ずらしで相性不利の武器の与ダメを下げてきたせいで、リュールちゃんが1ダメージも与えられない事件が発生しました……。
ちなみにシトリニカちゃんが二連サンダーで消し飛ばしてくれました。こういう時に相性不利が生じにくい魔法ユニットはありがたいですね。
なんとか上の竜も流せたので少し安心していたら増援が来ました。
アカン(アカン)
異形兵に加え、四狗が参戦してきました。
姿が見えないから安心してたのに増援で来ました……。しかも飛行と騎馬がいます。あのアーマーの子は追撃に向かなそうですがね!!
あの子重装だったのか……。初登場シーンの右から二番目のマロン……。しかも緑のヤバ男のグリは魔法職でした。言われてみれば納得ですが勝手にアサシン系だと思ってました。あと登場台詞でグリは普段仕置きされる側らしいことが判明しました。さては命令違反タイプのヤバ男か?
更なる窮地に陥ったリュール達でしたが、そこに援軍にアイビーたちが現れます。部下のカゲツが言う通り、正しく四面楚歌の状況ではありましたがもう一人の喋り方癖強の人がいい仕事をしてきました。
「すみません。「邪竜の娘」に奪われた「指輪」を取り戻すことは「不可能」でした。」
「ですが、「代わり」に「これ」を…」
草。盗み盗まれがあまりに早すぎる。ちょっと笑ったもん。
リトスでは落とされ、教会では四狗と話してる最中にヴェイルが盗んだと思ったら盗み返されてるの面白いじゃんか!! 取り扱いが荒くて時水晶ちゃん泣いてるよ!
戦場に現れたアイビー王女はすぐにリュールの元にやってきした。どうやら父のハイアシンスを再び説得しようと教会に向かったが、すでに何もかもが手遅れだったから、指輪だけでもと取り戻してきたようです。
取り戻した指輪、『草原の公女の指輪』と『聖王女の指輪』。それをリュールに渡します。
アイビーはイルシオンの王女。つまり邪竜側のはずでした。
「いいのですか? それでは私の側に与してしまうことに…」
「祖国に弓を引くことになろうとも…私は貴方と共に戦いたい。」
「この国の為、死んだお父様の為に…今すべきことは、貴方の側で戦うことよ。」
「これまでの償いになるとは思わないけど…許されるのなら、同行させてくれないかしら。」
アイビーの決意を聞いたリュールはそれを受け入れ、ハイアシンス王の形見でもある『草原の公女の指輪』をアイビーに託します。
そしてその二つの指輪の紋章士を呪文で顕現させます。
「その姿…あなたは、マルス…?」
「いいえ、私はルキナです。」
「私は英雄王ではありません。その代わりにもなれません。」
「ですが、あなたの力になりたい。深淵に沈んだ者たちの、希望の光となりたい。」
「今は逃げるしかなくても…この撤退はいつか希望に繋がります。」
なんか凄いルキナに思い当たる節の多いセリフだ……。それでマルスを名乗っていたこともあったもんな……。
ここからはリュールがルキナの指輪を装備して、リンの指輪を着けたアイビーとその臣下が加入しました。ただし北から四狗も来ているので急ぎましょう。稼ぎはあとです。
なぜなら右上で四狗のワープライナが予測されてるからですね!!!!
四狗が紋章士の指輪持ってるのヤバイな……。幸いなのは騎馬がシグルドの指輪を持っていないことですね。長所を伸ばすタイプではなく、欠点を補うタイプの組み合わせなのが助かったぜ。グリはダメ、ガン噛み合い許さん。
ここからはユナカちゃんも撤退です。見えづらいと思いますが、わりと逃げおおせてる本陣に追いつくのがかなり大変。とりあえず傷薬を使いつつ逃げます。必中高機動高火力を許すなァ!!
あぶねぇ!!!!!!
いやまぁ完璧な計算の上でのダメージなんですけど!!
もしHPか魔防が1だけでも低かったらこの戦法はとれなかったからね!!
あまりレベリング以外で杖は使いたくありませんでしたが使いました。使いどころを逃して腐らせるのも違いますからね……。マジで大活躍してもらいましたよ。レスキューの杖。
なんやかんやでそれまでの間に下の敵は全滅させられました。経験値もウマウマです。経験値稼ぎはしませんが、撃破にしないとは言ってませんからね?
その後逃走ポイントに辿り着いたリュールが撤退してクリアです。ワープライナ一つのせいで遥かに難易度が上がったマップでした……。
そしてこのまま逃げるリュールたち。各々イルシオンで色々なものを失いましたが、今は逃げるしかありません。
アイビーも妹のオルテンシアを置いてきてしまったことを気にしています。
……割とオルテンシアには報われてほしいので厄ネタの予感がつらい。アイビーくらいタイミングを見て加入して欲しい……。次に見た時には変わり果てた姿に…とか来たら私も泣くからな!
追手を振り切りましたが、そこでリュールが力不足を皆に謝罪したのを皮切りに言い争いが始まってしまいます。
異形兵と化してしまったモリオン王の亡骸のことでその場に残ろうとしたディアマンドをアイビーが責め、それを聞いたスタルークが国境で足止めをしたことをアイビーを責めます。
それをリュールも制止しようとします。
リ「やめてください、仲間割れは…」
ス「仲間…? 僕はそう思えません。こいつさえいなければ、間に合ったかもしれない。」
ス「父上は死なずに済んだかもしれないのに!」
リ「スタルーク…」
まぁ…そうかもしれない……って話はあります。自身の父モリオン王の仇、ハイアシンスの娘が目の前にいる訳ですから、怒りをぶつけたくなるのも人です。
デ「アイビー王女が儀式を教えてくれなければ、私たちは大教会に辿り着けなかった。」
デ「父上は今も望まぬ姿で剣を振るっていた。そうだろう、スタルーク。」
悲しげな表情で弟に言い聞かせるように言うディアマンド。しかし、スタルークは退きません。
ス「兄上は悔しくないんですか!? こいつのせいで父上は…死んだようなものなのに!」
デ「父の仇はハイアシンス王だ! そして彼も、邪竜の手によって死んだ!」
デ「ハイアシンス王は、亡骸すら、残らなかったんだ…!」
……地獄のような状況です。誰もが大事なモノを失っています。
ディアマンドはそんな状況でもハイアシンスに王と付けて呼んでいるのが、冷静であろうとしているようにも見えますね……。
自業自得と言っても差し支えの無いハイアシンス王の最期ですが、モリオン王の死自体も仕方のないことでもあったとも思うんですよね……。
ずっと思っていたんですが、ブロディアが武力の国と言われていることから、武力で領土を増やしたりで国を存続させてきたと思われます。味方側だから武人的な人などと好意的な面が見えていますが、少し離れた目線から見るとモリオン王はそういった王という一面もありますから……。
それを思うが故にディアマンドが飲み込めているのかもしれませんね。最終的に死が待っているのは当然だ、と。ただ異形兵を見た時は父親であるモリオンの最期を弄するようなハイアシンスを許せず感情的になってしまった…みたいなね……。
アイビーへと怒りを向ける今のスタルークを見ていて、以前風車村でのアルフレッドとリュールのやり取りを思い出しました。
アルフレッドがリュールに邪竜を信仰しているイルシオンについて「邪竜信仰をしているからといって、国全体が悪いわけではない。イルシオンの民や王族のことを悪く思わないで欲しい」と言います。
そしてそれにリュールはこう答えていました。
「大丈夫、わかっています。私が憎むべきは邪竜。そして…母さんを殺した者です。」
問うべき罪は問うべき人へ。しかし、モリオン王を殺したハイアシンス王はもう死んだ。それにもしも、も無いんです。
しかし、まだ紋章士たちは死んだわけでも、決して戻らないわけでもない。そうリュールは言います。
そしてリンとルキナの言葉で撤退と諦めることの違い、そしてルミエルやマルス達の伝えたかったことを思い直し、リュールは誓います。
「ーー私は神竜として、もっと強くなります。」
「今度は必ず、皆を守れるように。もう誰一人として失わない。そして、共に戦った仲間を、必ず取り戻してみせる。」
「…行きましょう。ソルム王国へ。皆がいてくれるなら、私に恐れるものはありません。」
皆を導く神竜として迷いを捨て、次の指輪を探すべくもう一つの国ソルム王国へと向かいます。
……次回からはソルム王国編みたいです。
自分のことも何も分からないままに神竜という重い肩書を背負って、自分を愛してくれた母は自分を庇って死んでしまい、自分の責務を果たすべく旅に出て指輪を集めたのに、その旅でできた友達が裏切り、母との思い出やさまざま国の想いが込もった指輪は邪竜に奪われてしまっても、目的を見失わず折れてからも立ち上がる様……。
格好良いですね。リュールちゃん。
↓次回
*1:例:リュール、ルミエル、ヴェイル、ソンブル